【根本的な課題発見のための“insight(洞察力)”】 プログラム・フェロー勉強会 第2回

7月27日(水)、プログラム・フェロー勉強会第2回を開催しました。
勉強会第1回の詳細はこちらをご覧下さい。

プログラム・フェロー勉強会 第2回テーマ
1、「第2回のNPOの研修を観察して、感じたこと・気づいたこと」
2、プログラム・フェローのゴールを再確認
3、議題:NPOの組織基盤にある課題は?どんな課題があるのか。
4、「研修後の各フェロー自身のゴール」



このプログラム・フェローは、参加NPOが研修に取り組んでいる間は、対処療法的なアドバイスをするのではなく、 参加NPOをじっくり観察し、根本的な課題をみつけていきます。一見すると対処療法は効果がありますが、長い目で 見ると、日本に4万以上ある全てのNPOに、同様のサービスを行う事は出来ません。

代わりにフェローに求められているのは、NPO団体が自分達で解決をするために、NPOの多くが抱えている根本的な 問題を解決するための施策やサービスの開発などです。例えをあげると次のようになります。

・人材が居ない→それを支援する基金づくりなど。
・情報共有が出来ていない→それが出来るネットツール開発など。
・統計的データがない→NPOリサーチ本の制作など。

目指しているモノは“根本的なNPO支援”でありそのため、目の前で困っているNPOにそのまま手を差し伸べられない。 その歯がゆさや、もどかしさはあるものの、プログラム・フェローについて、求められている役割を再確認する場となりました。

ディスカッションテーマ:NPOの組織基盤にある課題は?

次に行なわれた議論のテーマは「NPOの組織基盤にある課題」についてです。 NPOの組織基盤という言葉はあまり聞き慣れないかも知れません。

例えば、NPOが寄付を募る時に、 「このアフリカの子供にワクチンを!」 「途上国に学校を作るための資金を!」 というと、支援内容が分かりやすく、集まりやすい面があります。 しかし、NPOの組織基盤という時には 「我がNPOに良い人材を入れるために彼の高い給与を!」 「NPO内の情報共有のために、スタッフのパソコンを!」 というような内容なので、寄付は中々集まりません。 具体的なプログラムにだけしかお金が集まらない。 これが続くと、いつまで経っても寄付がないと 何も出来ないままになることもあります。

また、優秀な人材の流出が止まらず、 結果的に望ましい成果を上げることが出来ないこともあります。 支援が得られにくいものの、とても重要な分野です。 この部分に対して、 フェローが日々感じていることや、 NPOの研修を観察して感じたことを共有しました。

・NPOと企業の違いor共通点。
・寄付や、ボランティアというNPO特有の事情。
・企業である数値目標がないこと。それによるデメリット。
・企業人とNPOスタッフの違い。
・共通の問題がそもそもあるのか?

議論はかなり広範囲にわたりましたが、 それぞれ考えているものや、知っているNPOに差があり、 多角的な視点を共有出来ました。最後はフェローの一人一人が、研修後の自分のゴールを発表。 NPOのサポートを出来る範囲で行う方や、 NPOが抱える課題の根本解決を狙う商品開発をしたい方など、 それぞれのイメージを語ってもらいました。 研修後のフェローの動きに目が離せません。

(事務局サポーター 広瀬 眞之介

★プログラム・フェローこれまでの勉強会はこちら。↓
 ・7/6 プログラム・フェロー キックオフ
  https://npomap2011.wordpress.com/2011/07/10/studymeeting00/
 ・7/13 プログラム・フェロー勉強会 第1回
  https://npomap2011.wordpress.com/2011/07/21/studymeeting01/
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